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(動画の画面を継ぎ目もそのままに荒っぽく合成したもの。宮澤家裏手のフェンスに上り中2階風呂窓あたりを調べる捜査員の姿。右足をフェンス、左足をおそらくは家の壁を真横に伝う何かの配管にかけているものと思われる。フェンスのポッポ公園側にある椿の花も確認できる。事件発覚直後、現場に駆け付けた捜査員は、公園側の椿の赤い花びらと小枝が散らばっているのを不審に思っていたという。) ---------- さて続いて、 7. 犯人像(当時の居住地域) 犯人の全員または少なくとも一人が、宮澤家からそう遠くない地域に住んでいた、と想像。 そう遠くない地域という言い方が微妙ですが・・・。 あくまで「複数犯、外国人による金目当ての犯行」という見方に立っての推測です。 犯行前に、宮澤家の風呂窓が開いている~あるいは鍵がかかっていないことを数度にわたって確認し犯行を思いついた者がいるのではないか、そしてその者は普段から宮澤家をよく目にしていたのではないかと。 「その1」でも触れましたが宮澤家は微妙な位置にあり、最寄り4駅からの距離はそれぞれ、 仙川駅から(1.6km、徒歩20分)千歳烏山駅から(1.6km、徒歩19分)成城学園前駅から(2.0km、徒歩20分)祖師ヶ谷大蔵駅から(2.1km、徒歩25分) どの駅からもそこそこの距離あり、この陸の孤島的なロケーションにある宮澤家をよく目にしていた、そして犯行前にはその風呂窓が開いている(あるいは鍵がかかっていない)ことを数度にわたって確認していたとすれば、その者は宮澤家からそう遠くない地域に---具体的には上祖師谷であるとか、祖師谷、成城であるとかの地域---に住んでおり、祖師谷公園などにもしょっちゅう来ていたのではないかと。(風呂窓の状態の確認なら、祖師谷公園あたりの知人の家に2~3日泊まりに来ていたよそ者でもできますが、その線はここでは考えないとして。) イメージとしてはこんな感じかと。 (中央の赤ピンの先が宮澤家、赤い四角で囲まれているのが最寄りの4駅) 犯行に加わっていた者が---私は2~3人だったのではないかと思いますが---ここでは仮に5人いたとすると(A、B、C、D、E)、そのうち少なくとも一人が(画像ではA)、画像中央の薄ピンクに色付けされたあたりに住んでいたのではないか、 住んでいた場所はそれこそ宮澤家の目と鼻の先にあるアパートでもよければ、宮澤家から徒歩約8分のところにあり360名収容可能という「留学生会館」(上祖師谷4丁目、現・国際交流会館)でもよく、 またそこに住んでいた理由は通学でも就労でも何でもいいのですが、とにかく犯人らのうち少なくとも一人がこの地域に住んでいたと。(画像ではA、これが風呂窓を数度確認) (画像向かって左下が留学生会館。現在は上智大学が買い取り、日本人学生・留学生双方のための学生寮「国際交流会館」として運用しているとのこと) 他の共犯ら(B、C、D、E)の居所は極端に言えばどこでもよくて、二つ上の画像のように犯行現場を取り巻く都内のどこかであるとか、 あるいは事件が起きたのが12月30日(土)で、多くの人々にとって年末休みであり国内外への移動も活発な時期だったことを思えば、場合によっては風呂窓を確認した一人(画像ではA)が、全国に散らばる同郷の仲間らを招集していたかもしれず(可能性は低いと思いますが)、下図のような分布もありかなと。 (赤ピンの先が宮澤家) ともあれ宮澤家からそう遠くない地域に住むAが、夏か秋か、どの時点でかは不明ながら、「宮澤家の中2階風呂窓が夜間も少し開けられている(あるいは窓は締まっているが鍵がかけられていない)」ことをガラス越しに目視した、 「特等席みたいなところにあるなぁ、金持ちなのかな・・・」 目の前にあるフェンス、壁を真横に伝う配管、給湯器、そして少し開いている(あるいは鍵のかかっていない)窓へと視線を這わせながら、そんなことを思ったのである。 (中2階風呂窓はそのガラス越しに鍵の状態が確認できるという。画像はストリートビューのそれだが、これでもけっこう見えている。より鮮明な画像もネットでは見ることができるので、関心のある方は探してみてください) 東側にあるスケボー広場前の通路に立ち、何食わぬ顔でその家に目をやると、玄関などは二つもついていた。 その後もAは日中~夜間に何度か風呂窓を確認しに来たが、そのたびごとに窓は少し開いていた(あるいはクレセントがおりていないのがガラス越しに確認できた)。 「習慣なのかな。これは、いけるかもしれない」 そう思ったAは、日ごろから 「金が欲しい」「脅してカードを奪えば簡単に大金が手に入る」 などと軽口を叩きあっていた仲間の一人に、 「チャンスかもしれない。入れそうな家があるんだ」 などと相談、その結果、「時機を見て狙おう」ということになっていた。 あるいは宮澤家がそこまでの長期間、風呂窓を開けておく(あるいは鍵を掛けないでおく)ほど不用心だったとは思えないとすれば、もしかするとその風呂窓の状態は、一時的なものだったのかもしれないと。 ではどうやってその一時的な状態が生じていたのか、そこを妄想してみるとすると、 例えばあの年の12月28日(木)、午前か午後かは不明ながら---この日は泰子さんが運営していた学習塾(公文式)の年内最終日だった---泰子さんは空いた時間に、年末大掃除の一環として中2階の脱衣場やトイレの掃除に着手、 床や壁、天井、洗面台などの細部に至るまで丁寧に掃除し、場所によってはカビキラーを吹き付け拭いてみるとか、パイプクリーナー、ハイター、ブリーチなどの塩素系漂白剤を使い、 作業中には換気扇を回すと同時に、風呂窓や中2階踊り場の窓、トイレの窓など、北側(ポッポ公園側)に面するすべての窓を全開(網戸のみ閉める状態)にしていたが、 「開いてるなあ・・・」 そう思いながら、ポッポ公園の丘から見ている者がいたのである。(この場合はA) (以前掲載した画像ですが、風呂、踊り場、トイレなど北側の窓はこの配置) 一方の宮澤家では、掃除終了後もカビキラーなど洗剤のにおいが残り、換気扇を回しても鼻奥の粘膜にまで付着したようなそれはなかなか消えてくれたような気がしない、 泰子さんはそれが気になって仕方なく、28日(木曜日)夜に帰宅したみきおさんに相談、 泰子さん「今日、脱衣場とトイレを掃除したんだけど、嫌なにおいが残っちゃったのよ」みきおさん「ああ、それでか。玄関開けたとたんにプールみたいな
臭いがすると思ったんだ」泰子さん「換気扇を回して窓も少し開けてるんだけどなかなかとれなくて・・・。でもあした(29日)まだお風呂の掃除が残ってるのよ、あっちのほうがにおいは凄いことになりそう」みきおさん「そうか、土曜日(30日)まで待ってくれれば僕も手伝えるんだけどね・・・」泰子さん「でもあなたはこのところずっと帰りが遅いし、私の手が空いてる時間に一つずつ済ませておいたほうが土曜日の大掃除も楽になっていいでしょ。今日で塾は終わりだし、あしたはわりと手が空くのよ」みきおさん「そうかすまないね、なんにしても体にいいものではないから、作業中はしっかり窓を開けて、子供には洗剤を触らせないように。あと、明後日くらいまでは、入浴時以外は風呂窓を少し開けておくといいよ」泰子さん「うん、悪いけどそうさせてもらうわ。あなたも、お風呂場に入るときに少し寒くなるけど、ごめんなさいね」みきおさん「なに、手伝えなくて謝るのはこっちのほうだよ。それに2~3日の我慢だ。土曜日の夜に、僕が寝るときに閉めて、それで終わりにしよう。それと、入浴中はちゃんと閉めておくんだよ? 公園から人が覗くといけないからね」泰子さん「ええ、わかってます」 (注: 入江さんによると、みきおさんは12月、仕事でずっと遅かったとのこと。また年末の大掃除ということについて、入江さんによると、30日の午後、入江さんが夫を車で床屋に送った際、宮澤家の玄関先でバンダナをまいたお掃除姿のにいなちゃんが「みんなで大掃除してたの!」と言いながら、他の家族3人とともに正月のしめ飾りの用意をしていたのを見かけたとのこと) いずれにしても28日の午前か午後に行われた脱衣場~トイレの掃除以降、宮澤家では、入浴時以外は夜間も風呂窓が少し開けられた状態となっており、 そして28日の日中に発見した「開いた風呂窓」のことが気になり28日夜にポッポ公園を再訪したAに、その状態(つまり夜間も風呂窓が少し開けられている状態)を見られていたのではないか・・・ さらに気になったAは、翌29日の午前にも再びポッポ公園を訪れたかもしれず、その時もやはり風呂窓が開いていた(泰子さんが風呂掃除中なら公園側の窓は全開、掃除後なら少し開けられていたとか)、 Aが吉祥寺あたりに住む仲間のBに電話をしたのは、29日昼頃のことだったかもしれない。 A「俺らにもチャンスが巡ってきたかもしれない」B「なんだ?」A「金が欲しいって話をしてたろ? いい仕事があるんだ、やらないか?」B「どういうことだよ?」A「俺の近くに金持ってそうな家があるんだ、お前もたまに来てるから知ってるだろ、ほら、あの列車のある公園の裏の・・・」B「ああ、スケボーやるところの横にある、あれか」A「そうそう、そのスケボーやるところの横にあるあれがさ、裏の窓が開いてて、フェンスに上れば中に入れそうなんだ。夜は人目もない」B「中に入って・・・殺るのか?」A「なに、ちょっと脅してカードを奪うだけさ。殺ることはない」B「そうか、どんなやつが住んでるんだ?」A「見たところ、40歳くらいの母親と、小さな子供が二人、あと婆さんだよ。旦那はまだ見てない」B「ふ~ん、そこを確認しなきゃな」A「だからさ、今日明日でそれを確認しようってことだよ。明日は土曜だから旦那もたぶん家にいるだろ。とりあえず武器になるものを用意して、今からこっちにこないか?」B「わかった。でも俺のとこは雑魚部屋だから部屋のは持ち出せないぞ」A「新しいのを買えばいいよ。吉祥寺なら駅前に西友ってのがあるだろ、あそこなら買える。なるべく見た目、凄そうなやつを頼む」B「なら刺身包丁だな。あれは柄が滑って人を刺すには向かないだろうが、細長くて先が尖ってるから凄そうには見えるよ」A「OK、それで頼む。金を奪えば簡単にペイするよ。安い先行投資だ」 (吉祥寺の西友から赤ピン先の宮澤家まで約6.6km、自転車なら20分程度だろうか) こんな共同謀議がなされたのかもしれず、あるいは他にも招集をかけられた仲間がいるかもしれず、 29日午後~30日夜にかけてさらに宮澤家周辺の下見をし、どうやら一家の主(あるじ)はひげを生やした小柄で行儀のよさそうな40年配の男性であることを確認し、 30日の深夜(午後11時半ごろ)に侵入開始、(注: もしかすると29日夜のうちに決行しようとしたが、隣のスケボー広場やポッポ公園あたりにひと気が多くてその夜の決行は断念した、とかの経緯があった可能性も) ところが一人目(例えばB)の侵入が成功した時点で不測の事態が発生、言い出しっぺのA(と、もしかするとその他数人)が逃げてしまい、刃物を持ったBは一人、屋内に取り残されてしまった。 侵入前に逃走したAらについては、仮に彼らが宮澤家周辺の在住だったとしても結果として現場に痕跡を残さなかったので、その後の捜査の網にはかからなかった、(警察が聴き込みで「手を見せて」「指紋を取らせて」と言っても引っ掛かりようがない。Aが飛び出しマンだったとすると、そのイラスト=手袋着用に見えるので、網戸を受け取りフェンスに立てかけた時にも指紋は残らなかったかと。足跡なども、現場的にめぼしいものが残らなかった可能性が高いかと) (向かって左、飛び出しマン。右、吉祥寺西友男) 一方のBは、犯行時に手に怪我をし、現場にDNAや指紋を残したが、こちらは現場からやや離れた地域の住人であり、宮澤家から抜け出した後は、少し離れたところに駐輪していたチャリで逃走、転がり込んだAの部屋で、自分を置き去りにして逃げたことをなじるも、 「悪かったよ、でもあれは仕方なかっただろ。それに今はそれどころじゃない。見ろ、テレビで大騒ぎになってる。ひとまず東京を離れたほうがいい」 などと促され、急ぎ怪我した右手を処置すると同時に、日光あたりの雑魚部屋に住む同郷の知人を頼って電車を乗り継ぎ、31日の午後5時20分ごろ、東武日光駅に到着、  「ここまで来ればもう安心」 そう胸をなでおろすも雑に処置しただけの右手の痛みが止まらない、駅員室で再び痛む右手の治療を受けたが---男は「電車内で包丁を落とし拾おうとして手を切った」と説明したという。外国なまりがあったかどうかなど、なぜ公表されないのだろうか?---警察の初動の遅れもあり、結果としてこちらも捜査の網にはかからなかったと。 「東武東上線東武日光駅で31日午後5時20分に目撃された、右手から出血していた30代の男の情報・・・情報提供があったのは発生直後だが、捜査本部は犯人の逃走は30
夜とみていたため、(この情報は)放置された。しかし31日午前10時過ぎに逃走となれば、話は違う。検証の結果、現場から北千住を経由し、日光へ犯人が到着する時間はちょうど午後5時過ぎとなり、慌てて捜査を1年後に始めたという。日光へ2班の捜査員が動員されたが、目撃証言は男の手を治療した東武日光駅駅員以外、見つからず、結局は頓挫したという。」・・・『真犯人に告ぐ!』より 以上、こちらの思い込みに合わせてでっち上げた妄想話に過ぎず、この流れの通りであったとは私も思わないのですが、 しかし、「犯人らの当時の居住エリア」ということについては、おおむね上のような感じではなかったか、と想像します。 ---------- 8. 犯人像(殺害犯はスケボーをやる人間だったのか、そうではなかったのか) これが難しく、最後まで「こうだろう」という強いイメージがわきませんでした。 殺害犯とスケボーとの関連をうかがわせる状況証拠的なもので、従来言われているのは次の①~⑤かと。 ① 宮澤家のすぐ隣にスケボー広場がある② 犯人の遺留品とされている黒ハンカチにドラッカーノワールという香水がついていた③ 犯人の遺留品とされているヒップバッグから、スケボーのデッキテープの削りカスである可能性のある成分が検出されている④ 犯人の遺留品とされているヒップバッグから、カリフォルニア州のものとみられる砂や、エアテックのポケットからはスケボーパークのある三浦半島のものとみられる砂が検出された⑤ 宮澤みきおさんとスケーターが騒音や乱暴なマナー(スケーターがにいなちゃんに追突しそうになった云々)のことでトラブルになっていたとの話がある その他、遺留品のラグランであるとかクラッシャーハットであるとかが、そこはかとなくスケボーやってそうなストリート系のファッションを連想させる部分もあり、 また当方的には「留学生その他の外国人による金目当ての犯行だろう」としてきたわけですが、だからといって「スケボーをやる人間ではないだろう」とはならないわけで(二者択一の関係ではない)。 仲間とつるんで金目当ての強殺をやるような留学生その他の外国人でも、スケボーやって遊んでいたかもしれません。 そういったことも含めて①~⑤を素直に解釈すれば、犯人像として「スケーター」の線は普通にありかと。 しかし一方でその犯人像には違和感を覚える点もあると。 それは主に二点で、一つはあの「犯行態様」、すなわち、スケボーやってる人間が、たぶんに普段の自分の遊び場であっただろうあの祖師谷公園スケボー広場の隣にある宮澤さん宅に乗り込んで滅茶苦茶な殺し方をした上に家中をひっくり返し、遺体に書類その他をぶちまけ、どうやら暗証番号を推測しようとした痕跡を残し、ウンチをして逃げるという光景が想像にしくいということ、イメージが結びつかないんですよ、イメージの問題です・・・。 「宮澤さん一家に対して何らかの恨みを抱いたスケーターが、突如、玄関先で旦那さん(奥さん)を刺して逃走した」とかならまだわかるのですが、あの犯行態様というのがどうしても隣の広場でスケボーやってる人のイメージと結びつかないと。 そしてもう一つは「スラセンジャー」。スケボーの動画を見ていても、スケーターの靴底はフラットなものばかりなんですよね、それは自分が閲覧した範囲に過ぎないので、中にはそのタイプではない靴で滑っているスケーターもいるのかもしれませんが、しかしスケボーの場合、靴底の基本はあくまでフラットなもののようであると。 ところがスラセンジャーの靴底は(テニスシューズですから当然でしょうが)かなりはっきりした凹凸がついており、スケボーシューズとしての基本から外れていると。 ならばスケボー時ではなく普段履きでこれを履いていた可能性を考えるわけですが、ナイキ、アディダス、ニューバランス、プーマ、ダンロップとかならまだわかるのですが、 たとえ普段履きだとしても---先入観全開ですが---スケーターが「スラセンジャー」なんて靴を履くのだろうかと。(しかもどうやら日本市場に流通していなかったサイズ) もちろん履いても構わないのですが、「もしかしたらこんなスラセンジャーなんて靴の、しかも日本市場には流通してなかったであろうサイズを普段履きしていた変わったスケーターがいたかもしれない」とか、あるいは、「殺害犯の友人にスケボーをやる人間がいて、その友人について祖師谷公園のスケボー広場に遊びに来ていた、当初はベンチに座って見ているだけだったが、ある日その友人が『きみもやってみろよ』みたいな感じで古いスケートボードをくれたので、自分も休みの日にはちょいちょい滑りに来ていた、その程度のレベルのにわかスケーターだったので、靴には全くこだわりがなかった」とかの可能性を考えるよりは、いっそ、「犯人はスケーターではなかったのだろう」としたほうがすっきりするのではないか、という気もすると。 そこでとりあえず、「殺害犯はスケーターではなかった」という観点から先の①~⑤を検討してみると、 まず①、「宮澤家のすぐ隣にスケボー広場がある」については、宮澤家の隣にあるのはスケボー広場だけではなく、まず真裏にポッポ公園があり、古いアパートがあり、駒大グランドがあり、宮澤家の西を流れる仙川沿いには遊歩道があり、スケボー広場の隣には運動広場があり、その隣にはテニスコートがあり、そしてまたテリー伊藤さんの動画でも言われてましたが、駒大グランド側のバス通りからふとこの祖師谷公園の入り口にやってくると、景色がパーッと開けて、引き込まれるような雰囲気があると、つまり様々な人々が様々な目的をもって(あるいは目的はなくても不思議と引き込まれるようにして)宮澤家周辺に流れ込んで来ていたのであり、そこに来ていたのはスケーターに限ったことではないと。 次に②、「犯人の遺留品とされている黒ハンカチにドラッカーノワールという香水がついていた」について、ドラッカーノワールは80~90年代のカリスマスケーターであるクリスチャン・ホソイが愛用していた香水とのことで、それゆえにこの香りを遺留品の黒ハンカチに残した殺害犯はスケーターだったのではないか、と言われるのですが、しかしこの香水も単に外国人に人気の香水であったと捉えれば、これをつけているからと言って必ずしもスケーターとは限らず、単にそのあたりに住んでいた(あるいはよく来ていた)外国人の可能性もあるのではないかと。(留学生、労働者その他) ③、「犯人の遺留品とされているヒッ
バッグから、スケボーのデッキテープの削りカスである可能性のある成分が検出されている」について、(デッキテープとはスケボーに貼る滑り止めのことで、紙やすり、サンドペーパーみたいなものを連想していただければと)これもヒップバッグから採取されている極めて微量の粒は、「スケボーに貼るデッキテープの削りカスである可能性がある」ということであって、「デッキテープの削りカスだ」と断定されているわけではなく、ウィキペディアによると、 「(ヒップバッグから採取された)ガラス球はチタン、バリウム、シリカなどで形成され、白いパウダー状、直径約50マイクロメートルのものが5、6粒入っていた。このガラス球はアメリカのミズーリ州のガラス加工メーカーが製造し、国内では京都府のメーカーが製造する印刷機の特殊フィルムに使用されていた。(産経新聞2001年12月27日付・朝日新聞 同月28日付)」 つまりその5、6粒については、「印刷機の特殊フィルムに使用されているもの」というのが確かなところであって、それゆえ警察のプロファイリングの一つも「(犯人の)職業は印刷工業者の可能性がある」(『真犯人に告ぐ!』)となっているのであり、ヒップバッグから検出された粒は「デッキテープの成分」とは断定されていない以上、それは必ずしもスケーターのみを指し示してはいないのではないかと。(単に印刷工場の労働者・アルバイトの可能性) さらに言えば、ヒップバッグから採取された粒が仮にデッキテープの削りカスだったとしても、スケボーとは無関係の人間のヒップバッグにも、それが入る可能性はあるのではないか、つまり祖師谷公園のスケボー広場では大勢のスケーターが滑っているので、スケボー広場内やその周辺に落ちているデッキテープの削りカスはミクロレベルでいえばそれはそれは膨大な量だろうと思うわけで、 (宮澤家やスケボー広場一帯の図) そのデッキテープの成分が風に舞い、あるいは人々の靴の裏、自転車のタイヤ、車のタイヤ、動物の足の裏などに付着して移動し、それは当然にスケボー広場の隣にある運動広場やテニスコートにもミクロのレベルで大量に落ちているのではないか、おそらく運動広場やテニスコートで掃除機を使ってチリを集め、それを顕微鏡で見てみればデッキテープの成分が少なからず確認できるのでは?と思うのですが(みきおさんや泰子さん、にいなちゃん、礼君の靴裏にも付いて移動し、採取しようと思えば宮澤家の玄関からでもそれは採取されただろうと想像します)、 (ひとつ前の画像の一部を赤で着色したもの。例えばの話、赤く着色された部分あたりにはミクロレベルでいえば膨大な量のデッキテープの成分が落ちているのではないかと) その運動広場で誰かがキャッチボールをする、あるいはテニスコートで誰かがテニスをする、あるいは何かをコートの上に置くなどして、そのボールや何かをヒップバッグに入れて持ち帰ったら、もうそこには直径50マイクロメートルのデッキテープの粒が5、6粒程度入ることもありうるのではないかと。(ちなみに犯人がその足跡を残したスラセンジャーはテニスシューズです。犯人がそこでテニスをやっていたかどうかはわかりませんが。)なので、ヒップバッグから採取された粒が仮にデッキテープのそれだったとしても、必ずしもスケーターによる犯行とは限らないのではないかと。 ④の、「犯人の遺留品とされているヒップバッグから、カリフォルニア州のものとみられる砂や、エアテックのポケットからはスケートパークのある三浦半島のものとみられる砂が検出された」について、これまで何度か書いたのですが、砂についてはそもそも間違いなくカリフォルニア州の砂なのかどうか、アジアや中南米、オーストラリアでもいいですが、とにかくカリフォルニア以外の砂である可能性もあるのではないかと考えれば、「砂はカリフォルニア産だった。だからスケーターだろう」とは見ないこともありではないかと。(砂の由来が100%間違いなければ、見方も変わるとは思うのですが)またエアテックのポケットから出てきたという「三浦半島の砂」についても、それが本当に三浦半島の砂なのかどうか、地球上の他の地域の砂である可能性もあるのではないかと思うのであり、仮にそれが本当に三浦半島の砂であっても、別に「スケートパーク@うみかぜ公園」でスケボーをしているときに入った砂ではなく、例えば三浦海岸で1週間ほど住み込みで冬場の大根干しのアルバイトをしていた時にポケットに入った砂かもしれず、ついでにその時のバイトの雇い主のオヤジさんが、 「うちで飼ってる文鳥の世話もしてくれや。毎日の餌やりと、2日に1回ケージの掃除だ」 などと言ったとすれば、「エアテックのポケットに入っていた三浦半島のものとみられる砂」であるとか、「人口飼料を食べたとみられる、スズメよりも小さい鳥のフン」であるとかは、この住み込みのバイト時に入ったものという見方もありではないかと思うのであり、いずれにしてもヒップバッグやエアテックの砂は、必ずしもスケーターのみを指し示しているわけではないだろうと。 ⑤、「宮澤みきおさんとスケーターが騒音や乱暴なマナー(スケーターがにいなちゃんに追突しそうになった云々)のことでトラブルになっていたとの話がある」については、そういう話があるということであって、事実だと断定されているわけではなく(ガセだといいたいわけではないです、おそらく事実かと)、また仮にそれが事実でありスケーターの一人(または数人)が宮澤さんへの恨み(逆恨み)を抱いて犯行を行ったとしても、例えばそれなら、「玄関先でいきなり刺して逃げる」とかならまだわかるのですが、4人全員を殺害の上、家中をひっくり返し、遺体に書類その他をぶちまけ、どうやら暗証番号を推測しようとした痕跡を残し、ウンチをして逃げるとは?・・・宮澤さんとトラブルになっていたスケーターによる犯行にしては、私には違和感を覚えるところがあると。 こんなところでしょうか。 スケボーとの関わりをうかがわせる状況証拠的なもの(①~⑤)を素直に受け取れば、犯人像としてスケーターの線は確かにあり、 しかし①~⑤については、上に書いたような見方もできなくはなく、さらにはヒップバッグやドラッカーノワールについては、例えば、「留学生仲間内でのフリーマーケットや職場の同僚などから有償無償で譲り受けた」「盗んだ」等の可能性も考えると、 必ずしも犯人像としてスケーターの線にこだわる必要はなく、それ以外もありではないか、というのが結論でした。 ----
------ 9. 犯人像(プロ的な犯罪組織が関与していた可能性を考えてみる) この事件、「立ち退き料目当ての組織犯罪」ということが言われることもありますよね。 そこで暴力団などプロ的な犯罪組織が金目当てで起こした可能性についても考えてみると、結論としては計画立案から実行に至るまで全て素人集団によるものであり、プロ的な犯罪組織の関与はなかったのではないかな、と。 (以下あくまで暴力団などが金目当てで組織的に関与した可能性について考えてみるもので、別の可能性、例えば国家組織であるとか宗教団体であるとかが見せしめ~報復的な意味合いでやった可能性については考えていません。また「侵入時間は夜の11時半ごろ」「侵入経路は中2階風呂窓」というこれまでの結論を前提にしての考察なので、その程度のものとして読んでいただければと。他の見方を否定するものではありません。) プロ的な犯罪組織が絡んでいたというにしては、 ① 犯行日の選定② 侵入時間③ 侵入方法 これらすべてに疑問符がつくと。 ①について、プロ的な犯罪組織が例えば宮澤家に支払われる立ち退き料の噂を嗅ぎつけたでも何でもいいのですが、とにかく「宮澤家には金があるはず」と踏んで実働部隊を差し向け金を奪う計画を立てる場合、家にある現金というよりはむしろ、 「カードと暗証番号を奪いATMで金を引き出す」「通帳と印鑑を奪い、みきおさんになりすまして窓口で金を下ろす」 そこまでを想定するのではないか、だとすると、銀行が休みとなりATMも(基本)締まっている年末年始の犯行は避けたいところではないかと思うのですが、世田谷の事件は12月30日午後11時半ごろから31日未明にかけて起きていると。この時期に犯行に及んでいる犯人らは、年末年始のATMの稼働状況については考えてすらいなかったか、「どこか開いてるだろう」という程度の認識しかなかったのではないか、下手をすると彼らには銀行の窓口が閉まっていることの認識すらなかったのではないかと思うのであり、仮にそうだとすれば、そこには、「プロ的な犯罪組織が計画を立案した」というにしては極めて素人的な詰めの甘さが垣間見えているのではないかと。 ②について、プロ的な犯罪組織なら、決行の前に、宮澤家やその周辺については綿密に調べると思われ、その場合は宮澤家周辺の路地で目撃されていたという不審車うんぬんも、「黒幕と実働部隊らが下見に来ていたのではないか」ということで話はつながってくるのかとは思うのですが、しかしプロが下調べをしていたのであれば、あの宮澤邸について、 「一軒家に見えるが、実は内部が壁で仕切られた二世帯住宅である」「宮澤家とは壁一枚隔てた隣にイギリスから帰国中の姉夫婦やその息子がおり、また、泰子さんの実母もいる」 という事実は当然に把握するのではないか、そしてその場合は、壁一枚隔てたところに別の家族がいる「やりにくい現場」として敬遠するか、いっそ両方の家族を襲撃する計画を立てる、あるいは仮に宮澤家だけを狙うとしても、隣の姉夫婦が寝静まるであろう午前2~3時あたりを待って侵入するのではないかと思われるのですが、実際の侵入時間は「午後11時半ごろ」とされており、それは隣の姉夫婦やおばあちゃんが起きているかもしれない時間帯であり(事実、入江杏さんの著書によると入江さんはその時間帯まだ寝入ってはいなかった)、そうである以上、それは宮澤家で騒ぎが起きればすぐに隣の家族に気づかれる恐れのある時間帯でもあったわけで、プロ的な組織が計画立案したにしては侵入時間があまりにも早すぎるのではないか、むしろその時間に侵入してきた犯人らは、壁の向こうに姉夫婦らがいるという事実さえ知らなかったのではないか(宮澤さん家族のみが住む一軒家とみていた)、つまり下調べも不十分なままに犯行に及んだのではないかということで、そこにはやはり素人の詰めの甘さが垣間見えていると。 ③について、プロ的な組織なら、侵入方法については、例えば宮澤家や隣の姉夫婦の寝静まった時間帯(午前2~3時?)に1階の窓ガラスを焼き破る~合い鍵を使うとかの、偶然の要素に左右されない確実な侵入方法をとるのではないかと思うのですが、世田谷事件の犯人らは中2階の開いていた(あるいは鍵がかかっていなかった)風呂窓から侵入していると。そして風呂窓は今日の昼に開いていたからといって今夜も開いている保証はなく、風呂窓が侵入時間帯に開いていた(鍵がかけられていなかった)のはいわば「たまたま」であり、そうである以上は、「12月30日午後11時半ごろに実働部隊を差し向けて中2階風呂窓から侵入する」という計画はその成否が偶然の要素に左右されるものであって確実性に欠け、そこにはプロによる筋書とは思えない詰めの甘さ、出たとこ勝負感、行き当たりばったり感が漂っているのではないかと。 ①~③の他にも、おそらく自らの手を怪我して流血してからは開き直ったのだろうと想像しますが、足跡や指紋、DNAを現場に残しまくるなど、とにかくやり方が雑、逃走経路も中2階風呂窓からとみられており、しかもポッポ公園側のツバキの花が散り枝が折れていたところを見ると、どうやら犯人はフェンス上からポッポ公園側のツバキの木のあたりに勢いよく飛び降りたのではないかとさえ言われており、そこからはそうせざるを得なくなった事情が・・・例えば少し仮眠するはずが寝過ごして朝を迎えてしまい早朝の公園は意外に散歩~ランニングする人など人気(ひとけ)が多く正面玄関からは出るに出られなくなっているところに、向かいの家に宅配便のトラックが来る、電話の呼び出し音が鳴る、ついには隣のおばあちゃんがやって来るなどして慌てて裏の中2階風呂窓から下のツバキの木のあたりに突っ込まざるを得なくなった等、まともな逃走経路の確保さえ思うにまかせなかったという事情が推察され、とにかく随所に雑さ、迂闊さ、下調べの足りない感じ、行き当たりばったりな感じがうかがわれ、とてもプロ的な犯罪組織が筋書きを描いた犯行の一環として遂行されているようには見えないと。 似たような家族殺害で背後にプロ的な組織が絡んでいたのではないかと思われるのは、例えば2004年に起きた愛知県豊明市の母子4人殺害などがそうではないでしょうか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E8%B1%8A%E6%98%8E%E6%AF%8D%E5%AD%904%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E6%94%BE%E7%81%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6 こちらは柄の滑る柳刃包丁にちゃちな滑り止めの細工などしておらず、サバイバルナイフや鈍器を用意し、しかも灯油まで用意して火をつけて逃げる
という具合で、入念に準備し役割分担した複数犯らが、プロが描いた筋書きに沿って迅速に遂行したという感じが出ているのではないかと思うのですが、世田谷事件の場合はその雑さから見てもプロ的な犯罪組織が関与しているとはとても思えず、素人の寄せ集めが思い付きでやったことではないかと。 ---------- 10. 「紙一重の仕事」とは 世田谷事件を調べていると時々出てくるこの言葉、真偽は不明ながらみきおさんが生前その知人に「紙一重の仕事をしている」と言ったという話があり、 そこからみきおさんは法律すれすれの副業~裏の仕事(例えば外国人労働者の斡旋であるとか、場合によっては諜報活動であるとか)をしており、その件で恨みを買うとか、みせしめで殺害されたのではないかということが言われたりもするようなのですが、 私が思うにその「紙一重の仕事」というのはなにも「法律すれすれのやばい副業」ということではなくて、単に自分の本業のこと・・・つまり勤務先のインターブランド社で企業のイメージ戦略を練るであるとか、(入江さんの著書によれば)自身もデザイナーとしてデザインに携わっていたというみきおさんの仕事そのものを「紙一重の仕事」と表現したものではなかったかと。(入江さんによると、入江さんの夫が独立して会社を立ち上げる際、その社名を考えたのもみきおさんだったとのこと) どういうことかというと例えば下に二つほど画像を挙げてみますと、 (向かって左が元画像、右が髪を黒くしたもの) (上がフランス国旗、下が色違い) 例として適切な画像ではなかったですね、すみません。いずれにしても少し(?)色合いを変えただけで印象が変わるということを言いたく、どのように印象が変わるかは人それぞれだとしても、人が抱くイメージというのは往々にしてわずかな色合いの差であったり、言葉や音のちょっとした配列の差であるといった「紙一重の違い」で決まりがちであると、だから自分の仕事のように企業のブランドイメージを高めるであるとかイメージ戦略を練るであるとかのためには、人々の印象を左右するその紙一重の部分を見極めていくことが非常に重要なのだ、イメージというのは紙一重のものなんだよという意味合いで、 「紙一重の仕事をしている」 と表現したのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

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トップリーグもウインドウマンスと言う一時休止になる月に入りました。秋のテストマッチシリーズがヨーロッパ各地で行われるので、日本代表も遠征があるためリーグを約1ヶ月に渡り中断します。 一時休止に入ってからは、リフレッシュしたり、レビューしたり、スポーツ全般にまつわる色々なプロジェクトに手掛けてみたりと、忙しくしてます。  ラッキーな毎日過ごしてます。アジアラグビー協会功労賞受賞。あざます。    強度の高い試合が行われる毎週末、特に難易度が高い、競る試合の時に大きな差になってくるのが、スキルです。スキルとは、オプションやテクニックを選択する能力の事を指します。試合での状況判断をする能力が高い選手の集団であるかないか、状況判断が自分たちの戦略・戦術に合わせて意思統一出来ているかいないか、がゲームの結果を大きく左右します。 状況判断=ディシジョンメイキング 出来てますか? 優秀な選手が、スキルを使う時に、いつもいつも考えていると思います?すごい優秀な選手たちは、ほとんどナチュラルにディシジョンメイキングしていて、毎回毎回考えていないです。ファンダメンタルになるプレーの部分については、これまでの経験値の中でのオプション選択や相手との間合いを感じる能力を備えています。優れた選手たちのディシジョンメイキング能力は、もっと相手を支配する重大局面、相手からかけ離すための局面での、判断です。  立派なラグビートロフィーと、ゴールデンホイッスル。あざます。  ディシジョンメイキングの優れた人は、日頃から準備をしたり、日頃から正しい判断を出来るためのマインドセットの適性を養うような生活をしています。 強い状況判断が出来る適性を持っている人は、どういうマインドセットをしているでしょう。  7つ星見れて、ラッキー!!  何事においても、いつでも、 YES or NO で考えて、Maybe はありません。 Maybe 多分も無ければ、Later 後でも無いです。するか、しないか、だけです。   子どもの頃のヒーロー、ジョナサン・ウェブさんにも会えた!ラッキー!!   体力が奪われて、難しい場面になって、試合の勝敗を決める局面でタフな人は、この状況判断が速く、決断力があります。決める勇気を持たないと決断力になりません。間違っていようが正しかろうが関係なく決める事は良い決断力ではなく、ただのバクチです。 バクチ、ギャンブルを大事な局面でしないように、コインを投げて運命を委ねるようなことを極力避けて、自力で局面の打開をするためには、コツがあります。プレッシャーの高い中でディシジョンメイキングする為には、オプションが多くあるかがキーになります。   テストマッチ前昼食会。お隣はセーリングの英国リオオリンピック代表でした。ラッキー!!   そのオプションの多くから適切なものを選択し、速く判断出来るようになる人になるためにも、コツがあります。そこはテクニカルな話ではなく、マインドセットの話です。 高い強度の競争や競技を好きである、楽しむことが出来る。 ことが、自分の判断が速くなる人になるか、慎重に判断をし遅くなる人になるか、の大きなターニングポイントとなります。生粋の競争に勝つ勝者は、その場面を待っています。裏を返すと、その難しい局面で自分にチャレンジして相手との競争に勝つことに喜びを感じで、そこにその競技の魅力を感じたり、楽しむことが出来ます。  オーウェンも大活躍!テストマッチ連続11連勝おめ!ラッキー!!  その瞬間には、そのような人たちは常にオープンマインドであるので、状況を受け入れる力を持てているし、フラストレーションを逃れることが出来るようになってきます。大事な重要な場面で、フラストレーションを溜めてアンダープレッシャーになっている人たちは、正しいオプションを使う攻めの判断を出来ずに、その難しい状況下の自分たちを正当化しようとしたり良くない結果の時に批判を受けないようにするための言い訳が出来る判断をしようとします。 そういう経験を重ねて行くごとに、オプション選択がだんだんと”ベター・オプション”の選択になって来ます。その選択でも間違っていないけれど、ベター・オプションを選ぶようになってきます。  ダンロップ・フェニックスゴルフトーナメントも良い天気。ラッキー!!  パフォーマンスが安定して強い強度でも平常心を持てている選手は、持てない選手と何が違うのでしょう?? 一貫性です。Consistency コンシステンシー ベターオプションを選択出来ることが、何度か連続して出来る一貫性を持つことが、強度が高い試合では一気に相手を引き離す勢いを生みます。   とっても難しいコース。インビテーションあざます。ラッキー!!   またマインドセットで肝に銘じておかないといけないことがあります。 それは、 試合に勝つための本来の目的を忘れないこと です。シーズンが長いとシーズン前に立てた本来の目的がブレやすいです。シーズン中にたくさんのことが起こります。戦略やプランはシーズン前に目的を達成するために立てられてます。それを、突発的に起きた時事的な出来事にすり替えられてしまうと状況判断はブレます。高い強度であれば、よりブレます。ドライな言い方になりますが、「誰々のために〜」と言うのは、モチベーションという考え方からするとエクストラエネルギーは出ますが、プラン遂行のためのディシジョンメイキングの一貫性には非常に厄介になります。  ハリーポッターのスタジオツアー招待。あざます。ラッキー!!   ジャパンラグビートップリーグはこれから後半節へ向かいますが、地域の社会人チームや大学や高校はこれからチャンピオンシップ始まります。ラグビーだけではなく、他のスポーツのゴルフや陸上競技やサッカーなどもグレードの高い試合がめじろ押しです。ちょっと状況判断出来ているか注目して見てみましょう。 T🐘 

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