仕様 出 力 35W RMS 真空管構成 12AX7×3(プリ)、12AT7+12AX7(リバーブ)、 6V6×4(パワー) スピーカー TB35C1=1 x 12” 16Ω Celestion G12-65 TB35C2=2 x 12” 16Ω Celestion G12-65 入出力 ギター・インプット(HIGH/LOW)、エクスターナル・スピー カー・アウト、エクステンション・スピーカー・アウト、フットスイッチ・インプットコントロール ボリューム(プリ)、ベース、ミッド、トレブル、リバーブ、マスター・ボリューム、ベース・ブースト、マッチョ・モード(フット・スイッチ)、マスター・ ボリューム・バイパス サイズ TB35C1=600(W)×260(D)×565(H)mm TB35C2=695(W)×260(D)×565(H)mm 重量 TB35C1=28.8kg TB35C2=33.5kg 付属品 電源コード、VFS1フット・スイッチ、ダスト・カバーVOXアンプが放つビンテージ・アメリカン・チューブ・サウンド! アンプ・デザイナーTony Brunoとの コラボレーションによるTB35C1/TB35C2新登場。
Tony BrunoとVOXのコラボレーションによって誕生 Tony BrunoとVOXの関係は、1990年代より培われてきました。
リミテッドのHand-Wired、Night Train、そしてCustomシリーズなど、彼の設計力無くして語れません。
VOXは、Tony Brunoとの関係が強固になるにつれ、彼の名を冠したアンプの開発に着手することにしました。
アメリカン・スタイルのブティック・アンプ開発者である Tony Brunoの卓越したスキルと、VOXが長年培ってきたアンプ開発における経験を融合させることにより、ブティック・クオリティのアンプがより多くの人の 手に渡ることが可能になるのです。
これは双方にとっても新しい試みと言えるでしょう。
まず、Tony Bruno自身が回路設計し、自ら配線したハンド・ワイヤードによるプロト・タイプを組み上げました。
以降、このプロト・タイプをベンチマークとして開発 を進めていくことになります。
VOXは、このプロト・タイプを評価した後に、プリント基板を用いつつもハンド・ワイヤード・アンプの特徴をできるだけ忠実 に再現することを試みました。
そして、新しいプロト・タイプをTony Brunoへ送り、さらなる改良や機能の追加を依頼しました。
その後も度重なる厳しいサウンド・チェックにより、ついに双方納得できるアンプが完成したの です。
最初にTony Brunoが作ったプロト・タイプのサウンドを再現するだけではなく、VOX独自の最新技術や生産技術が無ければ実現できないユニークな機能を盛り込むこ とで、更に洗練されたアンプに仕上がっています。
このように、TB35C1/TB35C2アンプはTony BrunoとVOXの妥協なきコラボレーションの結晶と言えるでしょう。
アメリカン・ヴィンテージ・チューブ・サウンド VOXには長きに渡り英国の血が流れていますが、Tony Brunoのデザインにより、TB35C1/TB35C2アンプは間違いなく「アメリカンな」雰囲気を持っています。
6V6パワー管を4本、12AX7プ リ管を3本使用したオール・チューブ仕様で、スムーズでクリーンな高域、なめらかで密度の濃い中域、分厚く暖かみのある低域、そしてリッチなオーバードラ イブ・サウンドが特徴です。
さらに別の12AX7を12AT7と組み合わせてリバーブ・ユニットをドライブします。
HIGH/LOW両レベルでのインプッ ト端子、ボリューム・コントロール、BASS/MIDDLE/TREBLEコントロールを搭載しました。
外部用スピーカー端子と拡張キャビネット端子が両 モデルとも標準で装備されています。
TB35C1/TB35C2両アンプとも、Celestion G12-65スピーカーを頑強なバーチ材プライウッドのキャビネットに収納しています。
Tony Brunoのアイデア満載の「MACHO(マッチョ)」スイッチ 「MACHO」スイッチは中域と全体のゲインをブーストします。
これはTony Brunoが開発した新しい機能で、ピュアでオーガニックなアンプ・トーンを維持しつつ、余分なエフェクト・ペダルは使わずにリードやソロを弾きたいギタ リストにとって理想のサウンドと言えるでしょう。
「MACHO」スイッチは付属のVFS1フット・スイッチでコントロールすることができますので、演奏中 でもスムーズに対応します。
また、常時オンにしてサウンドをドラマチックに変化させたり、さらに深いトーンを得ることも可能です。
低域をブーストする「BASS BOOST」スイッチ その名の通り、低域をブーストする「BASS BOOST」スイッチを搭載しました。
オンにすると、暖かく丸みのある低域音が強調され、理想的なファットでリッチなサウンドが瞬時に得られます。
ダイレクトなゲイン・サウンドを生み出す「MASTER VOLUME BYPASS」スイッチ TB35C1/TB35C2にはマスター・ボリュームを搭載していますので、小音量でもフ ル・チューブのリッチなサウンドを味わうことができます。
さらにダイレクトなハイゲイン・トーンを求めるなら、マスター・ボリューム部をバイパスする 「MASTER VOLUME BYPASS」スイッチを搭載していますので、大音量かつピュアなゲイン・サウンドを得ることも可能です。
ヴィンテージ・ライクなチューブ・リバーブ搭載 TB35C1/TB35C2に搭載されているリバーブは、1960年代のヴィンテージなス プリング・リバーブが好みのギタリストに最適と言えるでしょう。
12AT7と12AX7によるチューブ仕様のリバーブ回路は、カスタム・トランスと高品位 スプリング・リバーブ・タンクが特長で、定番のチューブ・サウンドを維持しながらも、繊細で煌くようなサウンドから、官能的なサーフ・サウンドまでを網羅 します。