「ゴルフウエア」という一歩を踏み出せ！

きっといいことゴルフウエア

どうも、ひろきです。【百貨店（東京以外の首都圏）】シリーズ、今回は、 ★スズラン高崎店★（群馬県高崎市）です。「スズラン」は、１９４７年（昭和２２年）、渋沢康平が自宅を拠点として繊維卸売業を開業したのが始まりです。１９４８年（昭和２３年）、前橋市千代田町に店舗を開業。１９５２年（昭和２７年）、「有限会社スズラン衣料品店」を設立。１９６８年（昭和４３年）、高崎市に「スズラン百貨店高崎店」を開業。百貨店事業に進出。（→創業者「渋沢康平」の出生地に近い、旧前橋地方裁判所高崎支部跡地に出店。）（→本社は前橋ですが、百貨店は高崎店の方が先に開業したわけです。）というように、群馬県を地盤とする百貨店です。「スズラン」は、もちろん、地元では超・有名な百貨店でありますが、他県では知名度があまり高いとは言えず、「スズラン」というカタカナの店名だけでは、スーパーと勘違いしてしまう他県の人もいるそうです。（→僕は、百貨店マニアなので、「スズラン」のことは当然、昔から知っていますよ！）でも！群馬県内では存在感があり、ギフトなどで、「高島屋よりも『スズランの包装紙』のほうが親しみを感じる！」という方々もけっこう多いのです。【スズラン高崎店】 ★商業施設面積…＜本館＞１９，３０５㎡、＜別館＞２，９５４㎡ ★2016年度の売上高（※スズラン前橋店＋高崎店）…「１８９億円」（→対前年比「－７．５％」であり、厳しい数字が出ています。）本館 ★１F＜ファッション雑貨・化粧品＞ …ファッション雑貨はそれなりに有名ブランドも揃えてあります。例えば、 [ハンドバッグ]→アナスイ、ニナリッチ、ピエールカルダン、など。 [カバン]→タケオキクチ、ckカルバンクライン、ランバン、など。 [婦人雑貨]→ラルフローレン、イヴサンローラン、ミッシェルクラン、ヴィヴィアンウエストウッド、ジバンシィ、など。ただ、フロア中央にある化粧品売場が、高島屋高崎店と比べると、あまり充実していません。 ★２F～４F＜婦人服＞ ★５F＜紳士服・ゴルフウエア＞ …婦人服や紳士服も、高級ブランドはあまり多くなくて、中にはスーパーやショッピングモールにも入っているようなテナントもあります。 ★６F＜リビング・宝飾＞ …このフロアはけっこう充実していますね。「TASAKI」（パール宝飾）や「鳩居堂」などもあります。 ★７F＜子供服・ベビー＞ …子供用品のフロアも充実しています。屋上「みどりの広場」にもつながっていて、乗り物やゲーム、こどもミニ鉄道、など、親子で楽しめますね！ ★８F＜レストラン街＞ …ファミレス、中華、そば、ラーメン、の４店舗があります。 ★B１F＜食料品＞ …ちょっとスーパーのような雰囲気ですが、けっこう賑わっていて活気があります。名店（銘店）コーナーは、地元の名店が充実しているだけでなく、全国の名店もあります。 ★B２F＜大催事場＞ …百貨店では、催事場は最上階にあったりすることが多いですよね。でも、スズラン高崎店は、８Fが狭いためか、なんと！B２Fに大催事場があります。これはちょっと珍しいケースだと思います。他に、別館として、【スポーツファッション館】や、【4℃BRIDAL】ではブライダルジュエリーを取り扱っています。全体的に見て、高級ブランドはあまり多くありません。でも、現時点で、他の地方の百貨店のように、「やたら大きいだけの書店や家具店などを、どんどんテナントで入れたりして、とにかくフロアを埋める」、というような安易なことはせず、スズラン高崎店は、百貨店として直球勝負をしているところに、好印象を受けました。（※ただ、このまま売上高の減少傾向が続けば、スズランも、上記のような大型テナントを誘致、ということも考えなければならないかもしれません。）地方の百貨店の店舗としては、頑張っているほうだと思います。ただ、１月５日に、群馬の洋菓子店、【ガトーフェスタハラダ】がスズランから撤退（閉店）してしまったことは、残念に思っている地元の方々が多いようですね。（→他に、近隣の店舗では、高崎駅構内にも店舗があります。）ここで、さらに残念なニュースが…。上毛新聞社の記事によると、本館からやや離れたところにある、「スポーツファッション館」が１月２８日に閉館することが発表されたそうです。１Fのカジュアル（レディス・キッズ）と、２Fのスポーツファッションは、本館に移動します。しかし、B１Fの「キャンドゥ」（100円ショップ）は閉店となります。 ☆１９７０年に「田原屋」、↓☆１９９３年に「キンカ堂」、↓☆１９９８年から「スズラン」が入居。というように、歴史ある小売店舗ビルなので、なんとか早く後継のテナントが決まって欲しいものですね。「オーパ」の開店と、「高島屋」のリニューアルにより、高崎駅前は賑わっているのですが、少し駅から離れると、人通りが少なくなってしまっています。そのため、駅からやや遠い場所にある「スズラン」も売上高は減少傾向にあり、今回の「スポーツファッション館」の閉館にも繋がってしまったのでしょうね。ところで、昨年（２０１７年）１１月には、高崎駅西口の３つの商業施設（「高崎オーパ」、「高崎高島屋」、「高崎モントレー」）が連携し、初めての合同企画を開催しました。ここに、「スズラン高崎店」は入っていないので、独自路線で行く、ということなのでしょうね。というわけで、駅から離れていて立地条件で不利となっている、「スズラン高崎店」ですが、地元の方々からは愛されているお店です。駅前の高島屋の高級路線に対して、スズランは、大衆路線であるところが支持されていると思います。実際に訪問してみて、僕は、高島屋高崎店よりも、「スズランを応援したい！」という気持ちになりました。最近は、高崎駅前の商業施設に押され気味であり、厳しい状況かもしれませんが、スズランのような地場百貨店にこそ、今後も、なんとか頑張っていただきたい�
�す！応援しています☆